スピーチをいいものに!
2022年10月21日 13時35分第6回 NIE委員会放送の様子です。
今週の気になる記事 です。
一つ目の記事は、サッカーの元日本代表FWで、55歳の三浦知良選手 についてです。
9日、11年ぶりに東京国立競技場でプレーしました。
そして、自身がもつリーグ最年長出場記録を55歳225日に更新しました。
試合後、三浦選手は「こういうところでやらせてもらったのでぜいたくにならず、ハングリー精神を忘れずにやっていきたい」と貪欲に語りました。
この記事を見て、 三浦知良選手のような世界で有名な選手になっても、もっとうまくなろうとハングリー精神を忘れずに頑張っている 姿をみて改めて、尊敬の気持ちを持ちました。
次は、 曳山「戻った」大津にぎわい の記事です。
江戸時代初頭から続く国の重要無形民俗文化財「大津祭」が9日、大津市内であり、3年ぶりに曳山が市中心部を巡行しました。
滋賀県内から約13万人が訪れました。
この祭りに参加した人は 「やっと戻ってきたという喜びが町中にあふれている」と答えました。
この記事を読んで、コロナウイルスの影響でいろいろなことが制限されてきていたので、 地域のお祭りなどが再開されて日常の生活に戻っていることを嬉しく思いました。
最後は、「歴史継ぐやりがいと責任」という見出しの記事です。
文化財を修理する現場で仕事をされる技術者さんたちの姿や思いが書かれています。
デリケートな作業のため、職場にはさまざまな特徴や規則があります。
例えば、服装は鮮やかな色だと 作業中 その色が邪魔になるので、「白か、薄い青色のシャツ」がルールとなっています。
また、化粧や整髪料も禁止されています。
髪や顔を触った手で作品に触れると、作品にそれらが付く恐れがあるためです。
修理されている方は次のようにおっしゃっています。
「修理している間に作品に愛着がわいてきます。作品との出会いは思い出になります。その連続でここまでつづけてきました。」
「 私たちは歴史を後世に伝える役割を担っている 、と思えてやりがいを感じます。」
技術者の方の真剣な姿や思いを知って、働くことのすばらしさを感じました。
さて、前回の放送で、第1回シンブリオバトル開催のお知らせをしました。
今、みなさんは各クラスで新聞記事を読んでスピーチをしていると思います。
そのスピーチでもっともよかったものを選びます。
クラスの代表者が、11月3日の文化学習発表会で発表し、チャンピオンを決めます。
聞いている人にその記事を、 「読みたい!」と思わせる ことが大切です。
まずは、どのような記事なのか、5W1Hを読み取って要約することです。
そして、新聞記事には書いた人の思いが込められているように、 「自分の気持ちや考えを伝えること」 が大切 だと思います。
スピーチに、自分の思いを乗せて、聞き手をひきつけるような、魅力的なスピーチにしましょう。