授業風景
2022年11月8日 10時31分2年生国語科の授業の様子です。
国語辞典や漢和辞典を活用して、意味や用例を確認しています。
ネット検索で言葉の意味を調べられるようになった今、紙の辞書を引くことが少なくなってきました。
しかし、紙には紙の良さが…。
紙の辞書は情報の一覧性に優れています。
タブレットや電子辞書は素早く意味を調べることが可能ですが、それは「意味調べ」だけで終わってしまい、言葉(語彙)は増えません。
紙の辞書は、探した言葉の意味・用法・用例を一度に見渡すことができます。
加えて、調べたい言葉のまわりにある言葉の意味が目に入ることから、ほかの言葉や表現を知るきっかけになります。
こういった 「言葉との偶然の出会いがある」 という点は、紙の辞書独特の利点ですね。
ちなみに、2012年に首都圏の辞書引き学習を継続実施している小学校で国語学力調査を実施したところ、国語学力調査の基礎力・活用力ともに辞書引き導入校の平均点が10ポイント高いという結果が出たそうです。
今日の授業で真剣に辞書を引いていた久谷中の生徒たちの学力も、ぐんぐんアップしたことでしょう。