くたに ぶらり見て歩き⑥
2021年8月30日 11時25分【 大宮八幡神社 ・ 八幡の金平狸 】
上野町にある嘉永7年(1854)建立の神社です。
神名石は秋山好古の書です。
また、鳥居の左右の石柱は米山の書です。
八幡の金平狸は 伊予唯一の学者狸 で、読み書き算盤を得意としていたとされています。
それ以外にも、里の人たちにも親切に接し、病人や年寄りの世話や迷子の面倒まで見ていたという、まさに温和な性格の狸の代表と言うべき存在です。
さらに面白いところでは、男前の狸だったという噂もあり、松山一の美女狸のお袖狸と夫婦であったとされています。
現在、大宮八幡神社の境内にあるイブキビャクシンの樹下に “ 金森大明神 ” として鎮座しています。